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海老名・座間・綾瀬 社会

公開日:2023.02.10

綾瀬市社協
困窮者支援、認識あらたに
フォーラムで情報共有

  • 実践報告に登壇した関係者

 綾瀬市社会福祉協議会(樋口賢一会長)の「まちづくりフォーラム」が1月28日に綾瀬市オーエンス文化会館で開催され、同市内で取り組みが進む"生活困窮者の支援"の情報を関係者ら約80人が共有した。

 フォーラムは基調講演と実践報告の2部構成で行われ、基調講演の講師には、「フードバンクかながわ」の藤田誠事務局長が招かれた。

 藤田氏は、県内の家庭で発生する食品ロスが年間21万1千トンに及ぶことなどを指摘。活動の基本には、食品ロスを減らす「もったいない」と、地域で支え合う「分かち合い」があることに触れ、活動の理解を求めた。2018年から活動する「フードバンクかながわ」には余剰食品を提供する協力企業が258社あり、その食品を315団体に提供している。

 実践報告では、綾瀬市が官民連携で取り組む「フードリンクあやせ」に参加する、市民グループ「ぱくぱく食堂」の柴田正子さん=人物風土記と、「NPO法人がじゅまるの木」の小林真希さんのほか、法制度に基づき生活困窮者支援に取り組む綾瀬市役所と綾瀬市社会福祉協議会の担当職員が登壇し、取り組みや事業の実施状況などについて説明した。

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