座間市野球協会(飯島芳雄会長)が市内中学校野球部所属の生徒を対象にした軟式野球のクラブチーム「BIG DREAMS」(安斉雄虎代表=人物風土記で紹介)の設立準備を進めている。部員減少や教員の負担軽減を目的とした国の方針などで部活動が縮小傾向にあるなか、同クラブは生徒に安心して野球を続けてもらう環境を整えるために発足する。
きっかけは、同市の東中学校で野球部顧問として指導する小畑恭平教諭の働きかけによるもの。少子化や2025年度間までに部活動の地域移行を求める国の方針に今後の危機感を訴えた。
設立は2年前から同協会と座間市中学校体育連盟軟式野球専門部で協議を重ね、小畑教諭の中学時代の同級生であり、横浜ベイスターズ(当時)でプレーした元プロ野球選手の安斉さんに協力を求めた。
市内6校の軟式野球部は部員数3人の西中が南中と合同チームを編成している状態で、小畑教諭は「新入生の入部次第では3年生が引退する夏以降、合同チームがさらに増えるかも」と話す。
同クラブは地域住民の協力を得ながら、4月から月2回の活動開始を予定しており、準備過程の中で市内の小中学生を対象とした体験会を実施。参加した約100人が「野球を楽しむ」とする指導方針を体感した。
小畑教諭は「4月に入学する生徒の保護者にも取り組みを知ってもらえる良い機会でした」と振り返り、安斉代表は「興味があれば経験の有無に関わらず誰でも参加してください」と競技普及も見据えていた。
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