海老名・座間・綾瀬 社会
公開日：2023.04.14
フレイル予防で寄付
綾瀬市導入のアプリ利用者
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市が開いたみんチャレ講座と寄付プロジェクト画面 ＝エーテンラボ（株）提供
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ジュースがこどもの手に渡った
綾瀬市がフレイル予防事業として普及に取り組む習慣化アプリ「みんチャレ」。利用者が活動で貯めた「コイン」をもとに同市はこのほど、食料支援活動の「フードリンクあやせ」に、お茶やジュース５００本を寄付した。
このアプリは昨年、同市が高齢者の健康管理のために導入したもの。オンラインでつながった人たちが同じ目的でグループを作り、「栄養」「運動」「社会参加」をテーマとした日常の取り組みを続けながらその一コマを撮影して投稿し、互いに励まし合うことで「コイン」が得られる仕組み。
市が実施した実証では利用者の１日の平均歩数が増えたり、オンラインの交流などインターネットの恩恵を受けやすくなる効果があったとされる。昨年９月、市がサントリーの協力を得てアプリ内に寄付プロジェクトを立ち上げ、寄付に向けた「コイン」の積み立てが始まると、約60人が参加。目標に到達して寄付が実現した。２月からは森永乳業の協力を得て第２回目の寄付プロジェクトが進行している。
市の担当者は「アプリの使い方は随時説明を行っています。フレイル予防と社会参加を両立する取り組みなので気軽に参加してほしい」と呼びかけている。
寄付先となった「フードリンクあやせ」は、市と市内の食料支援団体が連携する支援活動で、食料の募集と提供を担っている。アプリに関する問い合わせは、綾瀬市地域包括ケア推進課【電話】０４６７・７７・１１１６。
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