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海老名・座間・綾瀬 社会

公開日:2023.08.18

【Web限定記事】
エネルギーに理解深める
座間市が親子向けに環境教室

  • 液体の電流と電圧を測定する参加者

 環境問題に目を向けてもらおうと、座間市が市民を対象に「ざまっ子環境教室」をハーモニーホール座間でこのほど開いた。参加した親子27組が再生可能エネルギーや省エネについて理解を深めた。

 教室は2部制で、第1部は座間市民で水野国際特許商標事務所の水野恒雄博士が講師を務め、植物や水から発電するとして注目される「植物発電」について説明した。

 参加者らはマグネシウム板に炭を取り付けた電極を使って、河川や公園の池などから採取した10種類の液体の電圧と電流を測定。発電装置を使ってLEDを点灯させるなどして新しいエネルギーを体感した。

 第2部は「地球環境と省エネ」をテーマに、パナソニック株式会社の成瀬勲さんが実演キットを使いながら、エネルギーの「創・蓄・省」を分かりやすく説明。参加者から「当たり前にある電気が今後どうなるのか考えるきっかけになった」「家の中で節電を心がけたい」などの感想が寄せられた。

 座間市は昨年、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロをめざす「座間市ゼロカーボンシティ宣言」を行っており、目標達成には市民の理解は不可欠として環境教室などを行っている。

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