海老名・座間・綾瀬 社会
公開日:2023.09.01
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「ひまわり焼酎」4年ぶりの仕込み
年内の販売めざす
県央小売酒販組合座間支部(永井勝利支部長)が「ひまわり焼酎」の販売に向け、仕込み準備をスタートさせた。年末の販売に向け、同組合メンバーが原料となるひまわりの種の収穫作業に追われている。
収穫作業は座間市新田宿地区のひまわり畑で8月23日からスタートした。同組合メンバーが、早朝5時から2時間ほど、枯れて垂れ下がった頭の部分を切り落とす作業に汗を流している。集めたひまわりは他の組合員にも配られ、天日で干して乾燥させた後に「がりがり君」と呼ばれる手製の道具で種を採取している。
種の収穫はひまわりの利活用を目的に、ひまわり推進協議会の協力を得て2001年から毎年行われていたが、新型コロナの影響で4年ぶり。同組合の植木富士雄副理事長は500〜600kg前後の種の確保が目標といい、「年内にはひまわり焼酎を皆さんに届けたい」と話す。
ひまわりの種はもう一度乾燥させてから、福岡県の醸造元に送られる。
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