海老名・座間・綾瀬 社会
公開日:2024.01.12
スギ花粉
今春は例年並み
ヒノキやや多め
厚木市七沢の県自然環境保全センターがこのほど、スギ花粉の今年春の飛散量を「例年並み」とする予測を発表した。ヒノキは例年よりやや多いという。
予測の根拠となる調査は11月と12月に県内全域の山間部で行われた。スギは30カ所で各40本、ヒノキは40カ所で各10本を調査木として雄花の着花状況を観察した。調査は今年度が27回目。
着花状況を数値化した結果は、スギ林30か所の着花点の平均値は46・1点で昨年の77・8点を下回り、27年間の平均45・8点に近い点となった。
ヒノキは40カ所の着花点数の平均値が53・4点で、昨年の59・8点を下回ったものの、過去12年間の平均45・8点を上回り12年間で3番目に高い値となった。
スギ花粉の飛散は2月中旬から4月上旬、ヒノキは3月下旬から4月中旬ごろまで、年によっては5月上旬ごろまで飛散するという。
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