座間市を拠点に活動する一輪車チーム「ユニサイクル スマイル」が、9月15日に福島県須賀川市で行われた第10回全国小学生一輪車大会の10人以上で構成されるグループLクラスで3位に輝いた。ペア部門の小学4年生以下の部と小学5・6年生の部でも3位の成績を収め、全国の舞台で躍動した。
グループLでは着物を身にまとい、小道具として扇子を使用。和テイストの演技に仕上げた。衣装に袖がある分、演技中の動きのずれやばらつきが大きく見えてしまうため、シンクロには細心の注意を払ったという。動きを合わせるため、夏休み中には週に5日間練習に取り組んだ。
練習の成果もあり、大会では一輪車の上に立ち、トンネルをくぐる大技や千手観音の様に扇子を広げる表現を成功させ、一体感のある演技を披露。演技構成や表現力も高く評価された。
リーダーの秋葉咲季さん(小6)は「3位入賞はとてもうれしい。今後に出場する大会でも自信を持って演技したい」と話した。
グループLの出場選手の中で最年少だった戸島月菜さん(小2)は「緊張したけど楽しかった。来年の大会でも入賞したい」と語った。
チーム代表の清水友夏里さん(37)は「大会までに仕上げられるか不安だったが、リーダーを中心に話し合い、努力を続けてくれた。一輪車の技術のみでなく、精神面の成長も実感できた大会だった」と大会を振り返った。
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