海老名・座間・綾瀬 社会
公開日:2025.05.31
相模鉄道
乗降サポート正確に
間違い防ぐ仕組み
相模鉄道(株)が、車いすや白杖(はくじょう)を使う人の乗降を支援するスマートデバイスを利用したシステムを5月1日に導入した。
支援が必要な乗降客は 年間約6万人いる。これまでサポートは利用受付や駅係員間の連絡、引き継ぎなどを電話や口頭で行っていた。(株)日立製作所が開発したシステムは、スマートデバイスをICタグつきのホームドアにかざすだけで、乗車位置を入力でき、降車駅の駅員に降車位置を正しく伝えられる。日立は2022年にサービスを提供し始め、これまでに小田急やJR東日本、京急電鉄も導入している。
相模鉄道では全27駅の約300人の駅係員が使い、1日平均170件ほど利用されている。
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