海老名・座間・綾瀬 社会
公開日:2025.10.31
知事と県民が意見交換
海老名で「対話の広場」
黒岩祐治知事と県民が参加し意見交換を行う「対話の広場」が10月21日、えびな市民活動センター「ビナレッジ」で開催された。
「いのち輝くマグネット神奈川」を年間テーマに、県内6地域で順番に行われる事業。県央会場の「ビナレッジ」には、地域住民や高校生ら約170人が参加した。
事例発表には、地産地消レストランの運営などに取り組む日比野拓氏((株)日比野設計代表取締役会長)、県立中央農業高校酪農専門研究部の金田心花さん・吉澤美遥さんが参加。黒岩知事は「設計会社がレストランを運営することでの発見や驚きもあったのでは」と質問。日比野氏は「これまで農家の方たちと交わる機会がなかった。地元農家の野菜を販売するマルシェを通じてもっと地元の野菜を食べてもらいたい」と答えた。黒岩知事からの「自分たちが育てた牛や鶏を出荷する際の気持ちは大丈夫」の質問に、金田さんと吉澤さんは「目を背けてはいけないこと」と話した。
また、参加者からの「農業を始めたいので農地をあっせんしてもらいたい」、「6次産業化に向けての設備投資が難しい。特区やモデルケースにできないか」などの意見に県の担当課職員や知事が答えるなど意見交換が行われた。
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