海老名・座間・綾瀬 社会
公開日:2025.11.07
災害時、「飲料水」供給で協定
海老名市と(株)八洋
海老名市と飲料水のオペレーション事業を営む(株)八洋(後藤晃宏代表取締役社長、本社・東京都新宿区)が10月30日、「災害時等における飲料水等の供給に関する協定」を締結した。
同社は自動販売機の設置・運営などを手掛ける企業。海老名市内にも215台の自動販売機を設置しており、厚木営業所(厚木市上依知)から飲料水を運搬し、供給している。
今回の協定の締結により、同営業所内に海老名市専用の飲料水(500ミリリットル〜600ミリリットルのペットボトル4800本分)を保管。災害発生時、市からの要請により市内の大型防災備蓄倉庫などへの運搬も行われる。海老名市が締結している災害協定として127件目。
協定の調印式には、内野優市長、同社の後藤社長・高橋和喜多摩神奈川エリアマネージャー・河内匠厚木営業所湘南地区所長が出席。
内野市長は「海老名市民のために飲料水を確保していただけるのは、災害時に大きな力となる」と感謝の言葉を口にした。後藤社長は「災害時に命をつなぐ飲料水を提供することは、生活インフラ企業として海老名市民の皆さまに貢献できるものと確信している」と話した。
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