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海老名・座間・綾瀬 文化

公開日:2025.11.21

綾瀬市
高校生がスマホ解説
高齢者向け 世代間交流も

  • 「知らなかった」という声や、時おり拍手も

 綾瀬市の早川地域住民交流館で高齢者向けの「スマートフォン相談会」が好評だ。綾瀬西高校と生蘭高等専修学校の生徒が2年ほど前から月1回開いている。

 同館は一般社団法人インクルD(石橋正道代表)が運営する交流施設で、2年ほど前に関係者の間から「スマートフォンを教えてくれる場があれば」と声が上がった。

 元社会福祉協議会職員の石橋代表が2校と接点があり協力を仰いで相談会がスタート、口コミで来場者が増えた。

 11月14日の相談会で教えた綾瀬西高校の生徒4人は、全員がボランティア部の部員で、LINEの使い方を解説。10回以上来たという女性(77)は「聞いた事を忘れてしまうからと、生徒さんが紙に書いてくれた」。別の女性(76)は「家族の求めに応じてスマートフォンにしたけど、色々なマーク(アイコン)に戸惑っていた」。スマートフォンの説明にとどまらず、会話は数十年前の思い出話へ。生徒の一人は「普段接点のない世代と話せる貴重な機会。看護師志望なので、経験が役立つ」と話していた。

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