海老名・座間・綾瀬 政治
公開日:2026.10.01
座間市議会 熊切氏の辞職勧告、荻原氏の問責ともに全会一致で可決
座間市議会(松橋淳郎議長)は9月30日、熊切和人市議(54)=会派所属無、3期=に対する議員辞職勧告決議案と、荻原健司市議(54)=新政いさま、4期=に対する問責決議案を、それぞれ全会一致で可決した。議会事務局によると、記録が確認できる2000年以降、同市議会で議員に対する辞職勧告や問責の決議案が提出・可決されたのは今回が初めて。
両決議案は、自民党系議員らを除く市議11人が連名で提出した。熊切氏に対しては「市民の信頼を損なった事実は極めて重い」として辞職を勧告。一方、荻原氏に対しては「一連の言動及び行為は、被害を受けた職員にさらなる精神的負担を与え、議会におけるハラスメント問題への適切な対応を阻害し、ひいては本市議会に対する市民の信頼を著しく損ねた」と指摘し、「猛省を促すとともに、再発防止に向けた自らの責を厳重に問う」とした。
熊切氏の辞職勧告決議案に賛成した荻原氏は「複雑な思いだった」と心境を語った。
熊切氏は9月17日に議員辞職願を提出しており、この日の本会議で許可されて正式に辞職した。同市議会で不祥事を理由に議員が辞職した前例はない。熊切氏は本紙の取材に対し、「ここでけじめをつけるのが最善だと判断した」と話した。欠員に伴う補欠選挙は実施されない。
問責決議案が提出され全会一致で可決されたことについて、荻原氏は「再発防止に向けて議会全体でどう取り組むか、私自身も責任を果たせということだと受け止めている」と述べた。自らの出処進退については「まずは自分自身を見つめ直しながら考えていきたい」と述べるにとどめ、議員辞職についての明言は避けた。
同日に行われた市議会内の役職改選で荻原氏は、議会の運営に強い影響力を持つ議会運営委員会の委員に選任された。
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