座間市消防本部では、市民の安全と安心を確保しようと、平成3年から使用していた15m級のはしご付消防ポンプ自動車を、高機能の最新式へ更新した。3月9日には同本部で、配属式が執り行われた。
更新は、自然災害や事故の多様化、大規模化に対応することが狙い。車両の維持・管理の観点からも、消防活動時の故障を避けるため、良好な状態を維持する必要もある。また、これまでの車両は配備から18年が経ち、老朽化が進んでいた。
同本部によれば、新しい車両では、迅速な放水が可能になるという。従来は、梯子に設置されたホースをのばして通水しており、ホースの取り回しにも時間がかかっていた。しかし、更新車は梯子自体に水路管が設置されており、ポンプから直接放水できる仕組みだ。また、消費電力の少ないLED照明を採用したことで、電球交換や球切れのリスクも軽減している。
購入にあたっては、防衛省からの補助金を活用。金額は、8362万5000円となっている。
9日の配属式では、遠藤三紀夫座間市長から、林正純消防長へ、林消防長から浜川洋平消防署長へ、配属書が交付された。
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