昭和56年の発足から4月で30周年を迎えた座間市防火安全協会(樋田留夫会長)の平成23年度通常総会が4月25日、市民体育館で開催された。
事業所の防火・防災体制の確立や市民全体の防災思想の普及活動を行う同協会。総会では議案審議や決算報告などのほか、防火活動に尽力した事業所へ贈られる協会表彰が執り行われ、(有)座間プロパン商会(稲垣圭介代表取締役/座間)と(株)星和総業(諸星秀則代表取締役/広野台)が表彰された。
会場には遠藤三紀夫市長と林正純市消防長が来賓に訪れ、遠藤市長は東日本大震災と絡めながら「座間市でいつ大地震が起こってもおかしくない。被害を最小限に抑えることが被災された方々へ報いることになる。更なる防火にご協力いただきたい」と述べた。
30周年記念事業として市内にある小規模社会福祉施設へ無線式連動型火災警報器を寄贈した。寄贈されたのはふれんどりぃの郷(筒井すみ子代表/栗原中央)、ふれんどりぃの家(同/座間)、デイサービスあい(能勢山久範代表/ひばりが丘)、だんらんの家(長本美香代表/入谷)の4事業所。寄贈を受けて筒井さんは「高齢者や車椅子の方の避難には時間がかかる。警報器で初動をより早くすることができるので大変ありがたいです」と話している。
設置は同協会賛助会員の相日防災(株)、(株)見上防災設備、(株)渡辺武商店が行う。
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