相武台にあるパン工房ふくふくが、7月27日、子ども向けのパン作り教室を開催した。
パンを作って地域貢献したいと、同店社長の松尾英樹さんが昨年考案したもので、今年で2回目の開催。定休日の店内を利用し、通常営業で使用している石窯や調理用具、材料を使って同店スタッフが指導にあたった。
この日は小学校1年生から3年生まで10人が参加し、3時間にわたってパン作りに取り組んだ。
子どもたちは、同店が事前に提示した「自分の好きなこと」をテーマに描いた絵を持参。花畑や動物、電車などをモチーフにパンを製造した。鮮やかな色彩を出し、長期保存できるよう、イーストの入っていない菓子パン用の生地を低温で焼いた。イルカとカメのパンを作った小林大翔くん(栗原小1年)は「こねるのが楽しかった」と満足そうに話していた。
子どもたちはソーセージや明太子、カスタードクリームなどを使った通常のパン作りにも挑戦。「お母さんと、(スタッフの)お兄さんの分」と、次から次へとパンを作り、教室が終わった後には試食を楽しんでいた。
社長の松尾さんは「子どもたちが将来パン屋さんを夢見てくれたらうれしい」と話しており、今後も年に1度は定期的に開催していきたいとしている。
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