平成22年度に開校した県立相模向陽館高校(伊藤昭彦学校長/市内ひばりが丘)で9月9日、初めての「向陽(ひまわり)祭」(文化祭部門)が開かれた。生徒たち手作りの出し物を一目見ようと、保護者など約110人の来場があった。
同校は、県立高校の普通科として初となる、昼間から学ぶことが出来る定時制高校。現在は、1年生と2年生で約560人が在学している。この日は各部活が日頃の活動成果を発表。畑部が栽培、収穫した野菜を販売し、演劇部は、部活の予算会議を舞台にした劇「6人の部長」などを上演した。体育館では職員による「向陽館JETS」、吹奏楽部、有志グループなどがバンド演奏を披露した。
「学校が一つに」
初となる文化祭に向けて、各クラスの代表者や職員で構成される実行委員会が中心となり企画を練ってきた。委員長を務めた太田なつ美さん(2年)は「どの部活動も、戸惑いながら準備を進めてきたと思います」と振り返り、「準備を通じて、それまで知らなかった人とも仲良くなれました。文化祭で学校が一つになれたと思います」と喜んでいた。
「向陽祭」は文化祭部門と体育祭部門に分かれている。体育祭は、9月27日(火)に開かれる予定(保護者対象で一般には非公開)。
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