元NHK交響楽団のヴァイオリニスト・公門俊之さんを招いた十五夜コンサートが、9月12日に座間神社会館すいめいで開かれ、市内外から100人ほどが来場した。
2004年に同楽団を定年退職した後も、演奏や執筆などの活動を展開している公門さん。この日は、東京音楽大学に在学するピアニストの辻美帆さんと協演した。
コンサートでは、ジョン・ウィリアムスが作曲した映画「シンドラーのリスト」のテーマ曲、オペレッタ作曲家として知られるオフェンバックによる「天国と地獄」などを演奏。公門さんの、のびやかでありながらリズミカルな演奏に、観客は聴き入っていた。またアンコールで、十五夜にちなんだベートーヴェンの「月光」、チャップリンの「ライムライト」が披露されると、会場からは大きな拍手がおくられた。
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