栗原中央在住の井上尚弥さん(相模原青陵高校3年)が、11月16日から20日まで岐阜県で開かれた「第81回全日本アマチュアボクシング選手権大会」のライトフライ級(46〜49kg)に出場し、初優勝した。また、高い技術が評価され技能賞も受賞した。
ライトフライ級には、全国から14人が出場。大学生の選手が大半で、高校生で出場したのは井上さんのみ。
決勝の対戦相手は、同大会を3連覇中の林田太郎選手(駒澤大学)。井上さんが昨年の決勝で負けた相手だったが、今年は終始完璧な試合運びを展開。1年前は苦戦した林田選手のパワーを上手くさばき、ポイント34対20で判定勝ちを収めた。井上さんは「手ごたえを感じた大会」と振り返り、指導する父親・真吾さんも「完全な勝利でした」と話していた。
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