さがみ野の総合格闘技道場「心技舘」(遠藤雄介代表)に通う青井太一君(小学校6年/藤沢市)が1月29日、町田市で開かれた「ジュニア総合格闘技大会」で、MVPに輝いた。初の受賞に青井君は「すごく嬉しいです」と笑顔で話した。
同大会は、2月1日の「全日本ジュニア格闘技連盟」の発足に先駆けて開催された。小学生の総合格闘技の公式大会は珍しく、今回は神奈川や東京など関東圏から33人が参加。6年生の部は、8人で行われた。
総合格闘技は、打撃・投げ技・関節技を用いて行う。小学生の試合では、ルールによって関節技の有無が分かれている。青井君は関節技あり、無しの両方に出場し、合わせて3試合を行った。戦績は2勝1敗。2試合目こそ負けたが、最終戦は腕ひしぎ十字固めで1本勝ちをおさめた。試合内容などが評価され、MVPに選ばれた。
遠藤代表によると、青井君の持ち味は打撃を恐れない積極性や、プレッシャーに負けない気持ちの強さ。ただ、同学年の児童と比べて体が細く、なかなか結果が付いてこなかったという。今回のMVP受賞を受け「努力している子どもが報われて嬉しい」と遠藤代表は話す。
4月からは中学に進学。「中学でも頑張って総合格闘技を続けていきたい」と抱負を語っていた。
座間版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|