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座間

公開日:2012.04.06

全日本学生児童発明くふう展
荻野さんが入選
掃除機を使ったペットボトル潰し機

  • 荻野加奈子さん

  • 掃除機のノズルに接続

 「第70回全日本学生児童発明くふう展」(主催/(社)発明協会)の受賞作品の展覧会が行われ、座間市ひばりが丘の荻野加奈子さん(湘南高校1年)の入選作品が、市内で唯一展示された。



 同展は、東京都の北の丸公園科学技術館で3月27日から31日まで開催。各道府県発明協会などが推薦した応募総数778点の中から、審査で152点の受賞作品が決まり、展示された。



 荻野さんの作品は、掃除機の吸引力を利用してペットボトルを潰すもの。長さ30cmほどの塩ビパイプを掃除機のホース先に取り付け、ペットボトルの口部分と接続し吸引する。掃除機との接続部には、家具の転倒防止のマットを使い、さまざまなホースの大きさに合うように工夫した。また、ペットボトルと接続するノズル部分に切れ込みを入れ、潰れたペットボトルを取り外しやすくしている。



 荻野さんは「ペットボトルは押しつぶすイメージだったけど、逆に吸ってみたらどうだろうと思いついた」と発明を振り返った。父親の浩一さんは「普段から生活の中で何か便利なものをと考えている」と話した。



 荻野さんは3月に東中学校を卒業。この作品は、3年生の夏休みに製作したもの。昨年の「県青少年創意くふう展覧会」で、日本弁理士会会長奨励賞に入賞した。今年1月に書類審査が行われ入選し、今回の展覧会への出品が決まった。

 

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