相模が丘の緑道「相模が丘なかよし小道」を将来にわたって維持・管理しようと、NPO法人「さくら百華の道」(坂本文彦理事長)が、4月1日に設立された。
相模が丘を南北に走る1・6Kmほどの緑道。約50年前に桜が植えられてから、住民の散策や生活道路として親しまれているが、古くなった桜の倒木の可能性があり、住民による任意団体「『新生さくら道』の会」と座間市が協力して、再生に取り組んでいる。計画は2014年度までで、約220本の桜を含む3万本の植物が植えられる予定。これらの木々を育て管理するためには、社会的に責任を負える組織づくりが必要として、同法人が設立された。現在、72人の会員が在籍している。また、同会は清掃ボランティア、桜まつりへの参加などを通じ、任意のボランティア団体として活動を続ける。
同法人の活動は、せんていや草刈、病害虫対策、落ち葉の清掃、看板設置による迷惑行為への対策、防災や消防の施設管理など多岐にわたる。これらの活動は「相模が丘なかよし小道再生事業」として、座間市と市民団体が協力して地域課題に取り組む「市相互提案型協働事業」に選ばれている。事業期間は4月1日から来年3月31日まで。予算は、同法人が51万2千円、座間市が270万円、合わせて321万2千円となっている。
坂本理事長は「地域の人が郷土愛を持てる緑道を目指します」と意気込んでいた。
座間版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|