防災システム研究所所長の山村武彦氏を招いた「あくしゅフォーラム」が、6月2日にハーモニーホール座間で開かれ、約250人が集まった。山村氏は、災害に備えて、隣近所で助け合える環境づくりの重要性を強調した。
フォーラムは、男女共同参画社会の実現を目指して、座間市と市男女共同参画推進委員会(山本美奈子委員長)が共催した。
講演で山村氏は、自分と家族の安全を守る「自助」と、地域で助け合う「共助」の間に位置する「近助」について説明した。具体的な例として、宮城県気仙沼市の唐桑(からくわ)半島の集落が地域力によって東日本大震災の被害を抑えたことや、横浜市瀬谷区の自治会が約10世帯で構成する「おとなり場」によって防災に取り組んでいることを紹介。町内会や自主防災組織のなかに、災害時に安否を確認する「防災隣組」を結成することをすすめた。
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