市内で連続発生している痴漢への注意を呼び掛けようと、「交番の日」の9月27日、座間総合高校の女子生徒と座間警察署(陶山(すやま)和美署長)が、小田急線座間駅前で街頭キャンペーンを実施した。
同署によると、2012年の痴漢被害は53件で、昨年の同時期と比べると4件増えている。特に7月から9月に発生しやすいことから、街頭キャンペーンを企画した。また、被害に遭いやすい高校生へ、同年代から注意を呼び掛けてもらおうと、同校に協力を要請。女子バスケットボール部の生徒7人が参加した。
この日は、午後6時からキャンペーンを開始。女子生徒が、痴漢被害の現状と対策をまとめたリーフレットなどを、通行人に配った。同部で部長を務める桑原涼凪(すずな)さん(2年)は、「高校生や、20〜30代の女性が多く受け取ってくれました」と手ごたえを感じ、「私も暗い夜道は避けるようにしたいです」と話していた。
痴漢対策
痴漢は、人通りの少ない住宅街で多く発生している。対策としては、明るく人通りの多い道を歩く、防犯ブザーを付けるなど。また、近年はイヤホンで音楽を聴いたり、携帯電話を操作している時に狙われるケースがある。同署は「周囲への警戒心が薄れるような行為は控えてください」と呼びかけている。
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