県厚木土木事務所東部センター 土砂災害警戒区域指定へ 避難への意識高揚等図る
県厚木土木事務所東部センターは、座間市内における「土砂災害警戒区域」指定の予定を10月25日に発表した。対象は栗原、立野台、緑ケ丘、座間・入谷・明王の4地区内にある急傾斜29区域100斜面。指定に先立ち説明会を実施し、早ければ今年度末に指定するという。
土砂災害警戒区域は通称「イエローゾーン」と呼ばれ、警戒避難体制の整備や住民への周知を目的としている。「土砂災害防止法」に基づき指定され、高低差5m以上、30度以上の急傾斜が対象となる。
同センターは、更に危険度の高い「土砂災害特別警戒区域」(通称・レッドゾーン)の指定も視野に入れ、調査を継続しているという。土砂災害が発生した際に家屋倒壊等の危険があるエリアを対象とし、指定後は県による開発行為の制限や移転等の勧告が可能になる。
指定説明会の詳細は以下の通り。▽栗原地区/11月23日(土)(栗原コミュニティセンター)▽立野台地区/23日(土)(立野台コミュニティセンター)▽緑ケ丘地区/30日(土)(市民健康センター)▽座間・入谷・明王地区/12月7日(土)(座間市公民館)。時間は午前10時から、立野台地区のみ午後2時から。約1時間半。
指定予定区域は、県HP【URL】http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f679/p714972.htmlまたは市役所などの市内公共施設で閲覧できる。
問い合わせは県厚木土木事務所東部センター【電話】0467・79・2848へ。
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