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座間

公開日:2014.04.18

図書館ボラ友の会
ブックトラックを寄贈
除籍本等の販売収益を還元

  • 会員と図書館関係者が集まった

 座間図書館ボランティア友の会(遠藤春海会長=写真・前列右から4番目)が4月9日、座間市立図書館で寄贈式を行った。

 同会は図書館で除籍された書籍などを販売し、収益を図書館の蔵書購入に充てる事業「ワンスモアブックス」を継続して行ってきた。環境保護を掲げ、廃棄本の削減と森林伐採抑制を目指しているという。

 今年は同会の15周年にあたることから、書籍3冊に加え、キャスター付きの本棚「ブックトラック」が寄贈された。ブックトラックには市のマスコットキャラクターざまりんがあしらわれており、背面には同会の名前が刻まれるという。

10万冊以上を販売

 座間図書館ボランティア友の会によると、同会がこれまで販売してきた書籍の数は10万3520冊。これらの収益金で計290冊の本を購入し、図書館に寄贈してきたという。

 遠藤会長は冒頭のあいさつで市が市民協働推進条例(仮称)の制定に動いていることに触れ、「多くの方の支えを得てこれまで活動を継続してこられた。今後も市と良い信頼関係を保ち、市民である私たちにしか出来ないことを進めていきたい」と語った。

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