座間市の中学校野球部に所属する生徒の選抜チーム「座間クラブ」(植村政美団長)が7月24日、8月に開催される「第14回15U全国KB野球選手権大会in伊豆」への出場権をかけて、山梨県代表の峡南選抜クラブと座間市民球場で対戦した。初回から得点を積み重ねて勝利し、4年ぶりの全国切符を手にした。
座間クラブは、市内6校の野球部員の選抜チーム。普段はそれぞれのチームで活躍する選手たちが一堂に集まり、県大会などを戦う。2007年から始まり、今年で8期目。
同大会は中学生の身体を考慮して、軟式球と同じゴムで作られていながら硬式球と同じ大きさ・重さの「Kボール」を採用している。全国の地区予選を勝ち抜いた16チームが優勝を争う。座間クラブは今年5月、神奈川県の6〜7チームによるリーグ戦で1位になり、山梨県代表と戦うことになっていた。
24日は、西中のメンバーが23日の大会の影響で欠場。飯島佑紀主将をはじめ、ダブルエースの1人・川島敦志選手、キャッチャーの冨田健二選手を欠いた中での戦いだった。ベストと言えない状態だったが、津嶋翔太選手(栗原中)の2塁打で先制点を奪うと、守備ではエース・大和田和志選手(相模中)を中心に1失点で抑え、7対1で快勝した。
全国大会は8月8日から11日にかけて、静岡県伊豆市で行われる。座間クラブの初戦は9日で、新潟県代表と対戦する予定。座間クラブの最高成績は2009年と2010年の3位。飯島主将は「先輩たちを越える成績を残したい」と力強く語った。
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