座間 文化
公開日:2015.08.21
芹沢地区
愛着の舞台で最後の踊り
会場の広場、9月に閉鎖
地元住民が企画・運営し、2004年から続いている「芹沢盆踊り大会」。11年にわたり会場としてきた芹沢多目的広場(東原1丁目)が9月末に閉鎖される事を受けて、同広場で最後となる大会が今月8日に盛大に行われた。
同地区の盆踊りはもともと芹沢連合自治会が主催していた。人手不足などを理由に10年以上中断していたが、「子どもから大人まで地域への愛着を育んで欲しい」と、住民らが2004年に再開。現在は子ども会や老人クラブ、福祉事業所、伝統芸能の保存会、スポーツチームなど8団体の有志で構成される実行委員会(杉浦正明委員長)が運営を担っている。
市から閉鎖を知らされたのは今年6月。委員らは多目的広場での最後の開催に向け準備を進めてきた。
天候に恵まれた8日は、親子連れなど約600人が訪れた。提灯に彩られた特設舞台の周りでは、盆踊りを楽しむ人の輪が出来上がっていた。
市に代替場所要望
広場は、市が市民から土地を借りて整備したもので、約35年にわたり地域コミュニティの拠点だった。ゲートボールやラジオ体操などの会場として利用されているほか、約400年の歴史があるとされる同地区の「どんど焼き」も毎年行われている。
契約が終了する9月末に閉鎖される。委員らは今後、同連合会を通じて、市に代替場所を要望する考え。杉浦委員長は「新しい場所を確保し、来年以降も継続していきたい」と意欲を見せている。
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