大規模災害が発生した際に無線通信を活用して被害状況を迅速に把握しようと、座間警察署と座間市、市内で営業するタクシー会社「(有)座間交通」と「相模中央交通(株)座間営業所」、4者による合同訓練が1月21日に同署で行われた。
休日や夜間も動き回り、地理にも精通するタクシー運転手の情報収集力を役立てようという訓練。同署と市は災害時の情報提供について、昨年9月と今年1月に2社と協定を結んでいた。
訓練は1月15日から21日までの「防災とボランティア週間」に合わせ、情報交換の練度を高めようと企画された。震度6弱の地震によって、土砂崩れや道路陥没、液状化現象などが市内各所で発生しているという想定のもと実施。災害時にも安定して通信出来るとされるデジタル式の「MCA無線」の携帯機を使い、情報交換の流れや手法を確認した。参加者からは「災害は必ず起きる。こうした訓練は必要」という声があったほか、「今は2者間でしか情報交換できない。無線内容を4者で共有できれば、より有益なものになる」と改善点も挙がった。
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