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座間 政治

公開日:2016.03.04

キャンプ座間
一部が正式返還
総合病院開業地など

 在日米陸軍キャンプ座間の一部が2月29日、国に返還された。返還地は現在座間総合病院の建設が進められている一角とその周辺、計5・4ヘクタール。市と国、米軍の交渉により2014年11月にすでに着工しており、今年4月の開業が見込まれている。

 29日午後2時頃、南関東防衛局の土本英樹局長(写真右)が座間市役所を訪れ、返還を報告した。通知書を受け取った遠藤三紀夫市長は「ここまで大変複雑な道のりだった。感無量」と話し、病院について「高齢化社会に向け、大きな資源になる」と語った。

 返還地のうち約1・3ヘクタールが病院の開業予定地。市が国から借り受け、病院を運営する社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス(海老名市)に転貸する。

 ほかに、陸上自衛隊の家族宿舎や公園、座間市の新消防庁舎などの建設が予定されている。

 返還された土地の住居表示は、座間市相武台1丁目となった。

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