全国のサウナ施設経営者らが一堂に会し、サービス向上への道を探る「全国サウナ・スパ会議」が11月17日、東名厚木健康センターで開かれ、90人が出席した。主催は全国85社が加盟する(公社)日本サウナ・スパ協会(中野憲一会長)。
今年で25回目を迎えたこの会議。これまではホテルなどを会場としていたが、今回初めて加盟店舗で開催されることになり、同センターが会場に選ばれた。
当日は(株)楽楽ホールディングス代表取締役社長で「サウナ王」の異名を持つ太田広氏や、写真家の池田晶紀氏が講師として招かれた。太田氏は熱狂的なサウナファンと一般客の心をつかむために、「水風呂の水温は16℃に」などと、アドバイスをしていた。池田氏はユネスコ無形文化遺産に登録されている、エストニアのスモークサウナを紹介していた。
日本サウナ・スパ協会によると、近年サウナを有するスーパー銭湯が増加傾向にあるという。同協会副会長で神奈川県サウナ・スパ協会の会長を務める織茂(おりも)明彦さんは会議を終え、「みんなで共存しながら、お客様に喜んでもらう道を探りたい」とコメント。同センターを運営する三蔵商事(株)の岡村篤秀代表取締役は「フェイスブックなどのSNSを活用して、若い人を施設に呼び込んでいきたい」と話した。
座間版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|