市内中学生の選抜野球チーム「座間クラブ」は3月27日、平塚球場などで行われた第6回14U関東オープンKB野球大会で初優勝を果たした。
硬球に重さや大きさを似せた軟式球「Kボール」を使用するこの大会。地区予選を勝ち抜いた代表16チームが出場した。同クラブは怪我で佐藤浩介主将やエースの三船怜史投手を欠くなど苦しい台所事情を抱えていた。それでも選手が一丸となり初戦の多摩選抜(東京都)を5対1で下し、2回戦の桧山選抜(北海道)には4対0で勝利した。
初となる優勝へ向け、気合十分で臨んだが、準決勝と決勝が雨天により中止に。ベスト4まで進出した4チームで優勝を分け合う形となった。
エースの代役として初戦に先発した石井一希選手(西中3年)は、投げては4回1失点。打っては2試合連続2安打と活躍。「仲良く団結できた。優勝はうれしいが、戦って勝ちたかった。次は全国制覇をめざしたい」と話した。
植村政美監督は「東日本大会決勝で敗れた悔しさが残っていたので、勢いそのままに勝ち上がれた。エース不在の緊急事態でも、みんなよく頑張った」とねぎらった。
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