座間市はこのほど、日産自動車株式会社の電気自動車(e―NV200)の無償貸与を受けて、まちづくりや地域課題の解決に取組む方針を示した。同社e―NV200無償貸与プロジェクトを活用するもので、地球温暖化防止のために開発した電気自動車の特徴を最大限に生かしたもの。
電気自動車の貸与式が4月17日、市役所で行われ、遠藤三紀夫市長や神奈川日産自動車株式会社中部地区担当執行役員の日野勝博さんら関係者が出席した。
同社は活用法を採択した自治体へ同車両を3年間無償貸与し活用事例を積み上げ全国へ展開する。座間市が同社の電気自動車無償貸与に採用された同プロジェクトは、静音性や給電機能といった電気自動車ならではの特徴を生かした取り組みを自治体から募るもの。採択した案件に対して3年間車を無償で貸与する。座間市は昨年に続き2台目の貸与となる。
e―NV200は「多目的電気自動車」。車内に電源プラグがあり家庭用コンセントと同等の電源として使えるほか、荷室が大きいのが特徴だという。
遠藤三紀夫市長は「当市2台目の貸与を受け、大変うれしく思います。2台目は芹沢公園といったところを中心に市内の都市環境の関係を所管する課で活用し、3年間大切に使用させていただきます」話した。また、巨大なバッテリーを備えていることから、市内で行われる屋外でのイベントでも活用していくことを表明した。
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