座間 社会
公開日:2017.12.01
座間洋らんセンター
新嘗祭で洋らん奉納
2年連続「日本一」認められ
市内栗原にある(有)座間洋らんセンターは11月23日、明治神宮本殿で行われた新嘗祭に出席し、胡蝶蘭を奉納した。
新嘗祭は、収穫した農林水産物を宮中に納め、実りの秋を感謝する儀式。米や粟といった穀物のほか、農林水産大臣賞を受賞した作物が毎年奉納される。
同社は昨年、一昨年と「全国花き品評会洋らん部門」で2年連続となる農林水産大臣賞を受賞。実績が評価され、今回初めて奉納する運びとなった。
納めた胡蝶蘭は、同社の加藤春幸専務が4年がかりで品種改良した「ザ・プレミアムホワイト」。昨年農林水産大臣賞を受賞したもので、およそ1mの高さで約60輪もの花を咲かせる自信作だ。洋らんでは唯一の奉納となった。
当日は厳かな雰囲気の中、式典が執り行われた。加藤専務は「貴重な体験をさせてもらい、身が引き締まる思い。また一から取り組んでいきたい」と決意を新たにした。
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