「無理をしないで、やりたいことをやる。何か楽しみがないと」――。立野台在住の水谷千枝さん(百歳)は、サニープレイス座間を拠点に活動する混声合唱団「シルバーコーラス・スマイル」に所属。百歳になってもなお、趣味で充実した日々を送っている。
「昔から歌が好きだった」という水谷さん。昨年10周年を迎えた同合唱団に、設立当初から所属する。「思いっきり声を出せて楽しい」。ソプラノを担当し、仲間とともに童謡や昔懐かしの歌を楽しく歌っている。
毎年1回、ハーモニーホール座間での発表会にも参加。「正確にうまく歌えた時は嬉しい」とにこやかにやりがいを語る。
また、16歳の頃に父から教わった麻雀を今でも続けている。毎週土曜、立野台長寿会が憩いの家で行う麻雀に参加。その姿を目の当たりにした家族からは「いつもと目が違う」と驚かれるほど、集中力を発揮するという。
そんな水谷さんだが、98歳の時に大病を患い、生死の淵をさまよった。「綺麗な花と湖が見えたけど、犬がいっぱいいて動物好きの娘に電話しなきゃと思った」と当時を振り返る。手術直後は闘病生活に苦しんだものの、体力を取り戻すとすっかり元気に。再び趣味を満喫できるようになった。
元気の秘訣を問われると、「自然体でいること」と答えた水谷さん。「コーラスと麻雀、どっちも続けたい」と明るく話した。
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