座間版 掲載号:2018年5月4日号
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夢追う子どもたちへ ノジマステラ主将 吉見夏稀選手に聞く

スポーツ

「プレーで引っ張りたい」と語る吉見夏稀選手
「プレーで引っ張りたい」と語る吉見夏稀選手
 タウンニュース座間編集室は5月5日の子どもの日を前に、女子サッカーなでしこリーグ1部「ノジマステラ神奈川相模原」でキャプテンとして活躍するDF吉見夏稀選手(24/栗原小出身)にインタビューを行った。チームを引っ張る姿勢や、壁にぶつかってしまった時はどうするべきか、子どもたちへのアドバイスを聞いた。

 昨年末行われた「第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会」で準優勝と、躍進を果たしたノジマステラ。今季は1勝1敗勝ち点3で、なでしこ1部リーグ5位につけている(4月27日時点)。

 DFとして攻守にわたり貢献している吉見選手は今年1月、精神的支柱としてチームを創成期から引っ張ってきた尾山沙希選手から、キャプテンの座を受け継いだ。

 「頼りがいのある方だったので、プレッシャーがある」。2代目キャプテンの重責に、気を引き締める。「変革」をチームスローガンに掲げる今季、めざすは「プレーで引っ張っていけるキャプテン」だ。「試合も練習も、120%出し切って、最後まで諦めないのがこのチーム。全員で作り上げていこうという雰囲気がある」と語る。

 チームの目標は5位以上。「怪我無くシーズン通して出続けて、失点ゼロの試合を1試合でも多くしたい」と意気込む。

TVより生観戦

 サッカーを始めたのは、4歳の頃。兄や近所の友人らとともに、栗原幼稚園の園庭を駆け回った。

 親も大のサッカー好き。よく足を運んだのは、横浜F・マリノスのホームスタジアム。「『テレビより雰囲気を味わって』という親だった。ホーム主催試合は半分以上観に行っていたと思う」と振り返る。プロの動きを目の当たりにすることで、常に全体を見渡す視野、距離感が培われたという。「小さい頃だと吸収も早い。生で観ることで感覚が身に付く」と力説する。

 栗小時代は「A・C・ROSSO(ロッソ)」に所属。プレーに観戦にサッカー三昧の生活を送る日々。小学校高学年から自然とプロを意識するようになり、中学からは養成機関「JFAアカデミー福島」へ。親元を離れ、単身で福島へ乗り込んだ。

「やめたい」乗り越え

 「壁打ちやドリブルなど、基礎練習の連続でした」。アカデミーでは、地道な反復練習が主だった。有望株が集うアカデミーからは、年代別代表に選ばれる同年代選手が続出。「高校を卒業したらやめようかな」と思うようになっていた。

 そんな折に、地元・神奈川でノジマステラ設立の話が飛び込んだ。セレクションを受け、見事合格すると、1年目に県女子サッカーリーグ3部で優勝。5年をかけ2017年、なでしこ1部リーグ昇格を果たした。

 「続ける事は大事。でも、嫌になったら少し離れてほかのことにトライしてみては」。夢を追いかける子どもたちへのメッセージを問われると、吉見選手は慎重に言葉を選びながら答えた。「本当に好きなら、やりたい気持ちがまたきっと湧いてくる。気になることがあれば、自分で調べて試しにやってみて。続けていればきっと、好きなものに出会えるから」

◇  ◇  ◇

 「何度もやめたいと思ったことはありますよ」と笑顔で話してくれた吉見選手。「何か壁にあたったら、サッカーに限らず『何でやっているのか』と問いかけながら楽しく続けて」と語りかけた。

 引退後は「起業してみたい」との夢も。「今のうちから人脈作りも大事にしたい」と未来を見据えている。趣味は音楽鑑賞。韓国のロックバンド「CNBLUE(シーエヌブルー)」の大ファン。

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