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座間版 公開:2019年1月1日 エリアトップへ

純烈インタビュー 「感謝を伝えに全国を回りたい」 相模健康センター(東原)を故郷にする『純烈』

社会

公開:2019年1月1日

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私服姿の純烈メンバー「あなたの街に行くので待っててね」
私服姿の純烈メンバー「あなたの街に行くので待っててね」

 スーパー銭湯アイドルとして大ブレイクしている5人組の「純烈」(じゅんれつ)。テレビ、雑誌、新聞などマスメディアからのオファーも増え、2018年は結成当時から目標にしていたNHK紅白出場も果たし、まさしく『飛躍』の一年だった。スーパー銭湯アイドル純烈は「僕たちの故郷は、ここ相模健康センターや東名厚木健康センターです」という。その故郷である相模健康センターで下積み時代のこと、そしてブレイクしたこれからのことについて聞いた。

紅白初出場

 2018年を振り返ると「とにかく忙しかった」と口を揃える。18年5月〜7月に東京、大阪、札幌などで7都市7公演を行ったが、「あれ半年前だっけ。ずいぶん昔の記憶だな」と友井さん。「認知症じゃないの」とメンバーから突っ込まれるが、後上さんも「でも本当に忙しかったですよ。だって年間で休みは10日ほどでしょ」。1日2ステージも珍しくなく、年間300ステージは軽く超えているという。「休みといっても歯医者に行ったり、役所に行ったりして終わっちゃうからね(笑)」と白川さん。

 2017年のNHK紅白歌合戦も初出場の期待がかかっていた。「『もしかしたら』と思っていました」と酒井さん。多くのファンから「残念だったね」と声を掛けられ、「だから2018年は『ごめんなさい』の意味を込めてツアーを回りました。ファンの皆さんをがっかりさせちゃったからね」。友井さんも「でも、ファンの皆さんから本当に温かい声を掛けてもらいました。うれしかったね」。

 そして、2018年11月14日にNHK紅白歌合戦の出場が決まった。後上さんは「いやぁ、うれしかったですね。最初、衣装合わせと聞かされて現場に行ってね、そこで『初出場おめでとう』ってね。びっくりなのか、うれしいなのか、分からない感情でした」と振り返る。「親戚が増えるって本当ですよ。知らない人まで親戚になっていた(笑)」と友井さん。白川さんも「皆さんからお祝のメールが来てね。充電100%だったのに、ちょっと目を離している間に17%まで減っちゃって」と笑う。

 「オレはホッとした」と小田井さん。2018年4月にタレントのLiLiCоさんとの結婚を発表。「2017年の紅白発表の日がRiRiCоさんの誕生日でね。朝、おめでとうってお祝いしたのに、その日にがっかりさせちゃったしね。今年も紅白ダメだったら、RiRiCоさんが責任を感じちゃうと思って」と小田井さんがポツリ。「だから本当にホッとした。結婚発表から色々なことがあったけど、ファンの皆さんとも本当に一緒に喜び合えるなって」

 「2019年は『ありがとう』のツアーだね」と酒井さん。『ごめんなさい』の気持ちで回った2018年。全国各地で「がんばんなよ。応援しているからね」と多くのファンから声を掛けられた。「本当は僕たちがみなさんを元気づけないといけないのにね。逆にパワーをもらいました。今年は『感謝』の一年にしないと。」と酒井さんが言う。「まだライブしていないところもあるから、そういうところにも行きたいですね」と後上さん。

 健康センターやスーパー銭湯でのライブの魅力を聞くと「お客さんのいるところに握手してもらいに行くでしょ。引き込まれるくらいのパワーで握手してくれるんですよ。女性のパワーは本当にすごい。こっちが元気をもらっていますよ」と白川さん。「僕たちを知らない人がたまたま温泉にやって来ていて、『誰だこいつら』というのもいいんです。そういう人たちがライブの最後に『頑張れよ。次はいつ来るんだ』とか言ってくれて。まさしく純烈はこういうところで誕生したんだなと思います」と酒井さん。

 俳優出身という異色の5人が集まり2010年に結成した純烈。当初はキャバレーやショッピングセンターなどを舞台に歌っていた。転機が訪れたのは2012年。相模健康センターや東名厚木健康センター、草加健康センターを経営する三蔵商事株式会社の岡村篤秀代表取締役がたまたま朝のTV情報番組を見て興味を持ち、「うちで一回やってみないか」と事務所に声をかけたのがきっかけだった。「どれくらい人が来るかな。特定のファンをどれくらい作れるかな」と一年間に数回ライブを行った。「当時は純烈だけでは食べていけなくて。『ご飯食べていけよ』とか『マッサージもしてもらいなよ』と社長に声をかけてもらって嬉しくってね。今でもよく覚えています」と酒井さん。「お風呂場やサウナでも気さくに声をかけてくれるんで、本当に嬉しかった」と後上さん。ライブの後にサインしたりグッズを販売する特典会を開いたりと色々な企画を行って、少しずつ「純烈が見たい」という純烈を目当てに来店するファンが増えてきた。2016年にはスーパー銭湯アイドルと呼ばれ、全国各地で一気にブレイクした。

 「2019年は色々なところに行ってあいさつしたいね。ライブを見て『元気』だったり、『癒し』だったりを感じてもらえいるようにさらにパワーアップしたいね」と小田井さん。「おかげ様でテレビ番組にもよばれることが多くなりました。トークやコントなども求められるようになったのでね、新たな魅力を発信できるようにしたいですね。元俳優としてはね」と笑いながら酒井さん。「でも、健康センターやスーパー銭湯でのライブをもっとやりたいね。全国すべての銭湯でね」と話し、メンバー全員がうなずいていた。

白川裕二郎さん
白川裕二郎さん
後上翔太さん
後上翔太さん
酒井一圭さん
酒井一圭さん
友井雄亮さん
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小田井涼平さん
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