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座間 教育

公開日:2019.05.31

「投げられる」自信の種を
川村さん、相模が丘小で教室

  • 子どもたちに「じゃん・けん・ぽん」の掛け声でボールを投げるよう手取り足取り教える川村さん(左)

 市立相模が丘小学校(相模が丘/宮下美江子校長)で5月27日、市内に住む子育てスタイリスト・川村博行さんらによる「ボール投げ教室」が行われた。

 市内の保育園や幼稚園、小学校などを回り、親子向けに「ボールの投げ方」を教える活動に取り組んでいる川村さん。運動への苦手意識が学校生活における自信の喪失につながり、ひいてはいじめや不登校にもつながりかねないという考えから、小学校から高校までの体育の授業などで一貫して行われる「球技」の基本となる「ボールの投げ方」を教えることで、「できる」という「自信の種」を撒いている。

 今回は、1年生を対象に教室を実施。川村さんと市内の野球チームやソフトボールチームでコーチを務める地域住民らが、ボールを投げる時のフォームを図に示しながら手取り足取り指導した。子どもたちは、紙鉄砲を使って腕の使い方のコツを教わるなどすると、最後には教室開始当初より遠くにボールが投げられるようになり、喜ぶ姿が見られた。

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