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放送部 5分にかける思い 織田くるみ・若林詩織(座間高3年)

文化

掲載号:2019年8月9日号

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織田さん(中央)と若林さん(右)と入部後自分の作品を制作しながら2人を手伝った2年生の小松和司くん。(提供写真)ARで2人の作品を途中まで視聴することができる
織田さん(中央)と若林さん(右)と入部後自分の作品を制作しながら2人を手伝った2年生の小松和司くん。(提供写真)ARで2人の作品を途中まで視聴することができる

 遡ること半年以上前の昨年11月。座間高校放送部は、神奈川県高等学校総合文化祭放送情報部門大会のビデオメッセージ部門で第1位の栄冠を勝ち取り、今年7月31日から8月1日まで佐賀県で行われた文化部の全国大会=全国総合文化祭への出品を決めた。

 全国大会の常連・座間高校放送部。代々、ビデオメッセージ部門で勝負し、優秀な成績を収めてきた。今回、全国大会に出品した作品の制作を中心となって進めた、織田さんと若林さんはそんな先輩たちの姿を見て、入部を決め、自身たちも見事全国大会出場を果たしてみせた。

 今回の作品の題材は、「大凧」。「“座間高校”なんだから座間のことを取り上げないと」。「ひまわり」や「キャンプ座間」も候補に挙がったが、毎年5月に行われる「大凧まつり」で会場のアナウンスを務めていたことも相まって、地元・座間の名物「大凧」を題材にすることに決めた。構想を得て、本格的に制作をスタートさせたのは、1年生の冬。大凧写真展に足を運びつつ、5月のまつりに向けて大凧の制作が始まると、制作現場に足繁く通い、作業風景を撮影。制作に携わる地元住民へのインタビューも行った。「10回以上は取材に行った」。憧れの先輩が取材に8回程行ったと聞き、「それ以上は…」とは思っていたそう。

 苦労したのは編集作業。10回以上、長期間にわたって行った取材で集めたたくさんの映像と情報を「5分」に収めなければならなかった。「大凧の制作過程を見せるためにも作業風景は外せない」。頭を抱えながらも、なんとか5分にまとめあげた。

 迎えた県大会。「自信があった」と声を揃える2人の思いとは裏腹に、全ての作品の上映が終わった後の講評では、「他の学校は褒められていたけど、自分たちはあまり良いことを言われなかった。ドキドキだった」。しかしふたを開けてみれば第1位。1年以上かけて制作した作品はしっかり評価されていた。その後、全国大会に向けて、修正。県大会で「あまり直さなくて良いよ」と言われたこともあり、大凧が上がる場面が少しでも長くなるよう少しだけ手直しをし、全国大会に出品した。

 全国大会を終え、織田さんは「無事終えることができホッとしました。ステージでたくさんの方々が真剣に作品を観ているのを見て、とても誇らしかったです。結果は悔しい気持ちもありますが、私たちは全てをやり切ったと思います」と振り返った。一方、「全国大会の作品は都道府県の魅力がたっぷり込められた作品がたくさんありました。自分たちの作品にはない工夫やおもしろさがあり、とても刺激を受けました」と若林さん。

 2人にとって多くのことを得た高校最後の夏となった。

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