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陸上 みんなの力を砲丸に込めて 吉沢花菜(栗原中3年)

スポーツ

掲載号:2019年8月9日号

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フォームを修正して全中に臨みたいと意気込む吉沢さん
フォームを修正して全中に臨みたいと意気込む吉沢さん

 標準記録12m50cmを突破―。7月6日と7日に行われた神奈川県中学校選抜陸上競技大会の女子共通砲丸投げで優勝し、全日本中学校陸上競技選手権大会=全中(ゼンチュー)への切符を手にした。

 4月下旬に右手の薬指を骨折。5月下旬にやっと軽いボールを投げられるようになった。その後、本格的に砲丸を投げる練習ができるようになったのは、6月の週末に県央地区予選を控える週。「間に合うかな」。一抹の不安を抱えながらも、自己ベストを更新。地区予選を1位で通過した。その後、7月の県大会に向けて練習をする中で12m30cmまで記録を伸ばし、遂には13m15cmを記録。「いきなり出た」。しかし次の日には、11m台にまで落ち込む。より本番に近い形で練習しようと、毎日のように市外の陸上競技場に通い、サークルで何度も投げるも記録は伸びない。ライバルの記録が耳に入り、心配や不安が募る日々。気持ちばかりが焦った。県大会前日まで「ドヨーンとしていた」。

 そんな吉沢さんを救ったのは、家族や友人など周囲のサポートだった。変えられないことではなく、変えられることに目を向けるようアドバイスしてくれた家族や応援してくれた友人たちの支えで、「やったろ!」と気持ちを切り替えた。

 「楽しんでやろう」と腹をくくり臨んだ県大会当日。1投目で12m超えを記録。その後13m5cmを記録し、自己ベストを更新。全中出場のための標準記録も突破した。「最初は何が起こったのかわからなかった。ピョンピョン跳ねて喜んじゃった」

 陸上をはじめたのは、小学1年生の時。「走りたい」と寒川のクラブチームで汗を流した。中学入学後、当初は、短距離を専門にしていたが、中学2年生の時に肉離れを発症。その後も治ったかと思い走ると、再発する日々。そんな中、小学生の時に取り組んでいたことがあった投擲種目への転向を家族にすすめられ、短距離から砲丸投げにシフト。市の大会で好成績を残し、県大会に出場。全体では4位だったが同じ2年生の中では1位だった。その頃から砲丸投げが楽しくなり、県の強化指定選手にも選ばれた。

 全中本番は8月21日(水)から4日間の日程でスタートする。「時間はないけど、今はフォームがバラバラで、惜しい投擲ばかりになってしまっているので、最初から見直したい。最後まで力が出し切れるフォームにしたい」。目標は、14m20cmを投げての入賞。「今の自分はみんなの支えがあってこそ。また応援してもらえるように頑張りたい」

 みんなの力を2・721kgの砲丸に込める。
 

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