団塊の世代が75歳以上になる2025年に備えて、高齢者が要介護状態になっても住み慣れた場所でその人らしく暮らし続けられるような町を、住民が主体となってつくることが求められている昨今。座間市でも様々な取り組みが進められている。
旧入谷1・2・5丁目や四ツ谷、新田宿、座間地区では、2017年に行われた高齢者実態調査や同地区を担当する新田宿地域包括支援センターへの相談内容などから、高齢者が家の中に閉じこもりがちになるリスクや「外出しても居場所がない」と感じている高齢者が多いことがわかったという。
そこで、住民らで地域の今必要なことを考え、話し合い、解決に向けて動く同地区の場「お互いさまネット」は、地域交流会を企画。9月26日に開催し、顔の見える関係をつくるきっかけや高齢者の居場所となり得るサロンなどの啓発を図る機会とした。
当日は、お互いさまネットに参加している住民も含め77人が参加。同地区内で行われているサロンなど、住民が集い、交流できる場をまとめた「サロンマップ」を配布し、それぞれの詳細を紹介。同地区にある「ひだまりの家」の活用方法などについて話し合い、交流を深めた。
今後も、再び地域交流会を開催することを視野に、顔の見える関係づくり、高齢者の居場所の活性化に力を入れていくという。
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