「規律とか決まりといったことをしっかり受け入れて守れる子が多いですよね」。自身の子ども4人も相東小で育った。「色んなことをさせてもらった気がする。児童の自主性を重んじて、自分たちで計画を立ててやらせる気風があったと思います」。相東小の印象をそう語る。
子どもたちが卒業後は、1995年から民生委員児童委員として学校とかかわった。以前は「学校は学校」という雰囲気が強かったというが、今では学校のほうから「学校に来てください、こんな行事があるので参加してください」と声がかかるようになり、違和感なく学校と地域で良いコミュニケーションがとれるようになった。学校の問題を学校だけでなく地域の問題とする雰囲気が生まれ、地域にも相談がくるようになった。「最近は、校長先生をはじめ、先生方から地域に出てきてくださる」
また以前は、3世代が同居している家庭も多かったが、近年は、マンションが増え、核家族で共働きの家庭が多くなるなど、家庭の形は時代とともに変化している。「家の中でおじいちゃんやおばあちゃんから自然と知らないうちに教えてもらうことっていっぱいあったけど、今の子はそういうことが少ないですよね」。だからこそ、自分たちが子どもたちの地域の「おじいちゃん」や「おばあちゃん」となって、「一緒に色んなことに取り組むことで様々なことを教えられれば」と話す。
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