順調に調整を重ねる谷山選手
数多くのプロキックボクサーを輩出する名門・谷山ジム（谷山歳於会長・市内下糟屋）。
同ジム所属の谷山俊樹選手（ＷＢＫＦ世界スーパーライト級王者・27歳）が２月21日（日）、東京都江東区のディファ有明で開催される「ビッグバン・24〜統一への道」のメインイベント・ＷＫＡ世界スーパーライト級王座決定戦でナタン・ボルシオ選手（フィリピン・ハイランダージム）と対戦。自身２本目となる世界王座を狙う。
谷山選手は、伊勢原生まれの伊勢原育ち。過去には伊勢原市成人式実行委員会の実行委員長を務め、道灌祭りなど市内のイベント等にも出演するなど、市内でも様々な活動を行っている。２０１０年にＩＳＫＡインターコンチネンタル63kg王座、13年にＢｉｇｂａｎｇスーパーライト級の初代王者、14年にはＷＢＫＦ世界スーパーライト級王座を獲得。昨年12月に行われたＷＫＡ世界ランキング査定試合に勝利し、今回のタイトル戦を迎えた。
対戦するナタン・ボルシオ選手は、フィリピンムエタイライト級王者で27戦25勝２敗（15ＫＯ）の強豪。「今年の最初にメジャータイトルのチャンスを頂いた。しっかりと掴みたい」と谷山選手は話す。
試合に向けたトレーニングも順調で、ジムだけでなく、都内でボクシング技術、も学ぶ。また市内で走り込みをする姿もよく見かける。「自分のベストを出せば通用する。絶対に勝ちます。伊勢原の方もぜひ応援に来てください」と笑顔で話す。
ビッグバンは、谷山ジムが主催する格闘技イベントで、毎回、多くの格闘技ファンが集う人気のイベント。「格闘技界のトップを目指して、大会もメジャーになってきました。今後は地元。伊勢原での開催も考えていきたい」と谷山会長は話す。
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