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公開日:2021.10.08

向上高校硬式野球部
初の秋季関東大会へ
目標は春のセンバツ出場

  • 初の秋季関東大会へ出場する向上高校野球部(向上令和グラウンドで)

 向上高校硬式野球部が9月26日に県大会で準優勝し、創部以来初の秋季関東大会への出場を決めた。秋季関東大会は、10月30日(土)から茨城県で開催される。



 勝てば秋季関東大会出場を決める準決勝は、桐光学園を相手に5-4で逃げ切り勝利。決勝戦では東海大相模高校に2-9と敗れた。



 秋の関東大会は、東京都を除く7県の優勝、準優勝校などが出場する。春のセンバツ選出に大きく関わる大会であることから、同校は春夏通じて初となる、悲願の甲子園出場へ向けて大きな一歩を踏み出した。



「甲子園」を合言葉に



 小野侑人主将(2年)は「関東出場が第一の目標だったので、達成できて嬉しい。甲子園出場をめざしているので、まずは歴史を変えるスタートに立てた」と自信をのぞかせる。



 地区予選を含め、3年生が引退してから初の新チームで挑んだ公式戦。毎日の練習の中で常に「甲子園に行く」という目標を口にし、気持ちを一つにしてきたという。「関東ではこれまでの練習の成果を発揮し、ベスト4をめざし、センバツに出場したい」と話す。



 「重要な大会で緊張もあったと思う。選手たちの成長を感じられた大会だった。選手たちを称えたい。とても嬉しい」。同部に就任18年目の平田隆康監督(47)が、グラウンドで練習に励む選手たちを目で追いながら笑顔で話す。



 小野主将をはじめ、旧チームの主力として活躍した選手がけん引する新チーム。「うちは総合力が特徴のチーム。飛びぬけた選手に頼るチーム作りをしていない。チームのためにどれだけ自分の役割を果たすことができるかを大切にしている」と話す。



 県予選では試合毎に選手を入れ替えたことで、選手間の競争意識も生まれ、チームの成長につながった。



 平田監督は「関東ではまず1勝。ベスト4に入ればセンバツの可能性が高まる。甲子園めざして頑張ります」と意気込みを語った。

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