アマチュアの落語家が古典落語を披露して競い合う「伊勢原素人落語大会〜大山詣りのまちで〜」が11月28日、市民文化会館で行われ、初代優勝者に綾瀬市から参加した麹家ペイ太郎さん(本名/川野要嗣さん・54歳)が輝いた。
大会は、落語を通じてまちおこしにつなげようと、市民らで組織する実行委員会が主催した。
この日は、県内外からアマチュアの落語家46人が伊勢原に集合。3会場で行われた予選を通過した上位6人が、小ホールに設けられた高座に上がり、観客約190人が見守る中、一人10分以内で得意の一席を熱演した。
審査は、市内下糟屋出身の落語家で真打の三遊亭遊吉さんをはじめ、伊勢原にゆかりのある落語家ら5人が務めた。
優勝したペイ太郎さんは、この日は『元犬』の演目を披露し、審査員の昔昔亭喜太郎さん(板戸出身・二つ目)からは「どこかの寄席に出てきても違和感がないのではないか。話の後半にはオリジナルのくすぐりも入っていて、場数を踏んでいるように思わせる仕上がりだった」と評価された。
表彰式で賞状と賞金5万円を受け取ったペイ太郎さんは、「落語を始めて5年目になるのですが、やっと取れました。ありがとうございました」と笑顔を見せた。
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