伊勢原 政治
公開日:2023.01.06
伊勢原市
成長し飛躍する1年に
新春市長インタビュー
タウンニュース伊勢原版元旦号で掲載した新春市長インタビューの続きを紹介します。まちの発展や成長、ICT推進の今後の取組などについて伺いました。
◆ ◆ ◆
―市が進めているICT推進計画と今後の取組についてお聞かせください。
令和2年3月に策定した「伊勢原市ICT推進計画」に基づき、オンライン申請やキャッシュレス決済を拡大し、行政手続きのオンライン化などを推進してきました。
行政内部ではAI・RPAなどのICT技術を業務に活用し、年間で約1000時間の削減効果がありました。また、「電子図書館サービスの導入」や「職員テレワークの環境整備」など、感染症対策も実施してきました。
今年度で、前期計画期間が終了となりますが、「新しい生活様式の実践」や「自治体DX」といった社会全体の環境変化や市民ニーズなどを踏まえ、3月に計画を改定します。これまで取り組んできた【市民サービス】・【行政内部】のデジタル化に加え、【まちづくり】のデジタル化を推進し、地域社会の課題をデジタルで解決し、魅力・活力にあふれたまちづくりを目指します。
―4月から始まる2023年度の予算編成・市税収入の見通しは。新規事業の予定をわかる範囲でお聞かせください。
感染症の影響で落ち込んでいた市税収入も、経済活動の再開に伴い、一定の回復が見込まれています。一方で、将来に向けた税源のかん養、老朽化する公共施設への対応など課題は山積しており、国際情勢に起因する物価高騰の影響や感染症の動向にも注視する必要があるなど、財政的に厳しい状況が続くものと考えています。
現在、予算編成の真っ只中です。第6次総合計画のスタートの年として、市民の生命と財産を守るために何が必要か、将来に希望をお持ちいただくために市として何をすべきかを念頭に、持続可能なまちづくりに向けて、職員の知恵と工夫を最大限に生かし、市民福祉の向上に努めていきます。
―最後に、今年一年をどのような年にしたいか、市民へ向けてメッセージをお願いします。
感染症対策をはじめ、原油価格や物価高騰の影響もあり、昨年に引き続き日々の生活では不安と我慢が続く場面もあると思いますが、「伊勢原らしい」まちづくりを進めることで、安心して暮らせる地域社会の実現と、市民生活の質や利便性の向上を図り、市民の皆様に暮らしやすさを実感していただけるまちを目指していきます。
2023年は癸卯(みずのとう)の年で、「癸」と「卯」の組み合わせから、これまでの努力が実を結び、勢いよく成長し飛躍するような年になるといわれています。市民の皆様と新しい総合計画を共有しながら、「暮らしやすさ実感都市 伊勢原」として成長するため、着実に取組を進めていきます。
最後になりますが、今年がすべての市民の皆様にとって、明るい話題の多い、希望にあふれる年となりますよう、お祈り申し上げます。
―ありがとうございました。
ピックアップ
意見広告・議会報告
伊勢原 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











