東大竹の和膳照國で１月11日、市内最大級の親睦団体である楽天会（芳賀武会長）の新年会が開催された。

　この日は、来賓として萩原鉄也伊勢原市長、渡辺紀之神奈川県議会議員、特別ゲストに歌手の小倉惠子さんや恋川いろはさんを迎え、新たな年を祝った。会では来賓のあいさつや新入会員の紹介などが行われた。

　芳賀会長は冒頭で能登半島地震など災害の多発した昨年を振り返り、「今年は災害のない穏やかな年となり、皆様にとって実り多い１年となることを願う」とし「感謝と思いやりを忘れず、50周年に向かって会員相互の親睦をより一層深め、微力ではあるが創意工夫しながら精一杯取り組む所存」と語った。

　来賓としてあいさつに立った萩原市長は「親睦と奉仕、地域の活性化をテーマに多彩な活動をしていただいている。歴代市長が築いた礎をしっかりと守り、伊勢原を新たに発展させていくことが使命と考えている。皆様のご指導、ご協力をお願いしたい」と述べた。渡辺県議は「参加することで楽しくわくわくできる楽天会は県のモデルケースになる。市と県が連携し、皆様がより幸せに暮らし、伊勢原を盛り上げるにはどうあるべきかを県の立場として努力していく」とした。

　特別会員である目黒仁大山阿夫利神社宮司は「元日の素晴らしいご来光が令和７年の皆様のこれからの行く末を照らしていると感じた。明るい１年となることを祈念する」と話した。

　会では１月と２月の誕生祝いや豪華景品の当たるおたのしみ抽選会が行われ、大いに盛り上がりを見せていた。