伊勢原 スポーツ
公開日:2025.10.15
飯澤千翔選手陸上1,500m
北京大会での雪辱誓う
萩原市長を表敬訪問
伊勢原市出身で、このほど行われた東京2025世界陸上競技選手権大会に1500mの日本代表として出場した飯澤千翔選手(住友電気工業株式会社陸上競技部所属)が10月8日、伊勢原市役所を訪れ、萩原鉄也市長を表敬訪問した。
第26回アジア陸上競技選手権大会の1500mで優勝し、第109回日本陸上競技選手権大会の1500mでは2連覇を果たした飯澤選手。世界陸上では残念ながら準決勝に進めなかった。大会を振り返り「まったく歯が立たなかった。現実を思い知らされた」と語り、直後2、3日間はどうしたら勝てるのかを自問自答していたという。
現在は2年後の北京で行われる世界大会に向けて準備中で、「日本歴代記録を更新したい、さらなる高みを目指して、多くの人に注目してもらえるように頑張る」と意気込みを語った。
萩原市長からは「まだ若いので記録は伸びると思う。今回の経験が次に活躍する原動力になるはず。また良い知らせを期待している」とエールを送った。
「今を楽しんでほしい」
大田小学校から伊勢原中学校、その後山梨学院高等学校を経て東海大学へ進んだ飯澤選手。中学で800mや1500m、高校では1500mをメインに5000mを走ってきた。大学では箱根駅伝への出場も憧れていたが、コロナ禍の影響などもあり、1500mを本格的に始めた。
伊勢原の子どもたちに向けて「自分は地元大田の田んぼ道を走っていた。何事も楽しむことが大切で、今を楽しんでほしい。そして将来どんな道に進むにしても初心を忘れないでいることが大事」と語った。また6日に入籍したことも報告、萩原市長から祝福の言葉が贈られていた。
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