小園在住の中村紗華さん(伊志田高校2年)=写真=が、県陸上記録会兼国体予選会で走り高跳び1位、三段跳び2位の成績を収めた。両種目で日本ユース陸上競技選手権大会の参加標準記録を突破し、10月の同大会へ出場を決めた。
日本ユースは、定められた期限内に参加標準記録に到達した全国の高校1・2年生が出場できる。高校生大会の中で最もレベルが高いとされ、多くの高校生選手が出場を目指している。
中村さんは、4月16日・17日に川崎市等々力陸上競技場で行われた記録会で、走り高跳びで参加標準記録を2センチ上回る1m70cm、三段跳で6センチ上回る11m46cmを記録。自己ベストをたたき出し、出場権を得た。「高校から始めた三段跳びのほうが先に記録を突破し、高跳びも記録を出せるか不安だったけど、焦らず自分の跳躍をすることができました。安心したし、嬉しかったです」と笑顔で喜びを話した。