笠間城治郎市長が5月31日の記者会見で、自身が施行した多選を自粛する条例「綾瀬市長の在任期間に関する条例」を廃止する方針を明らかにした。
同条例は笠間市長の公約政策の1つである「市政の長期化による弊害を防ぐ」ための政策として、2005年3月に施行された。連続3期を超えて在任することがないよう努めると規定されている。
笠間市長は任期が満了する7月に引退する意向を示している。条例は現職を対象としており、次期市長は適用外であることから、「次に譲る前に、整理したい」と、6月議会最終日に同条例を廃止する条例の追加提出を予定している。
市議会6月定例会
綾瀬市議会の定例会は6月2日に開会し、市が上程した補正予算含む7議案が審議される。
一般会計補正予算では、(仮称)保健福祉センター関連などに467万2千円を計上。補正後の一般会計累計額は、314億1519万4千円になる。
一般質問は6月15日・16日の各日午前9時から、市議会の議場で行われる。