綾瀬市議会12月定例会が、11月29日に開会。市が上程した特定防衛施設周辺整備調整交付金に係る新たな基金創設や、補正予算案など23議案が審議される。
一般会計補正予算案では、「ふるさと納税返礼品事業」に約5千万円を盛り込んだ。好調を受け、市では見込み額を当初の2100万円から1億円に大幅修正しており、11月29日現在で約4千万円の寄付が集まっているという。
件数として人気を集めているのは農産物等日用品が多いが、先日追加されたデジカメやスマホなど高額商品が金額を伸ばす一因になっているようだ。市政策経営課では「先週追加した9品目にも早速申し込みがきている。年末の駆け込み需要も追い風になっているのでは」と分析する。
また、来年度に予定している臨時福祉給付金に約2億円、介護ロボットの導入支援事業に約640万円を計上。他にも民間保育園への業務効率化のためのシステム導入や、民間・公立保育園への園児見守りのためのカメラ導入など、主に国の補正を活用したものを盛り込んだ。補正後の一般会計累計額は325億7388万4千円になる。
なお、市議会議員の一般質問は12月12日と13日に行われる。